「薬王寺」心を癒す特別な時間
つるやの裏地にひっそりと佇む古刹「薬王寺」。無病息災の寺として、古くから湯治の旅人に親しまれてきました。
薬王寺の歴史
歴史の始まりは昭和二年のこと。新宿区左門町にある陽運寺の住職「山岡日昭上人」が胸の病を患ってしまいました。「四万の病に効く」湯治の噂を聞きつけた住職は、病を癒しに四万温泉・日向見を訪れました。僧侶は、一年近く湯治治療をつ告げました。そして無事病を克服することができました。その後、住職は四万温泉に感謝を込めて日向見の地へ「薬王寺」を建てました。そして昭和40年。この薬王寺の宿坊として「つるや」の初代「鶴の坊」が誕生しました。
写真で見る薬王寺
昭和11年、住職・山岡日昭上人の温泉治療の体験から始まった「薬王寺」。つるやもまた「薬王寺」の歴史と一緒に歩んできました。薬王寺の建立にあたっては、当宿の祖先「関 備」が協力し、「薬王寺」の宿坊として「つるや」が誕生。名前は、法華宗の家紋「鶴」に由来しています。古くから、地元の人々や四万温泉へ湯治に訪れる旅人に親しまれてきた「薬王寺」へぜひお立寄りください。
ご利益の泉とお守り
境内には、「ご利益のある名水」(講談社プラスアルファ新書 :南 正時 著)に紹介された「薬王水(御法水)」や、可愛らしい開運のお守り、そして鶴の家紋が描かれた絵馬がございます。